CC.314.近接格闘傭兵と実戦形式バトルへ【Chrono Chronicle】
Battle with fighting mercenaries in a close combat
サキュバスの 魅了で動く傭兵
なるほどな とあらためて感心
「 その3丁は 傭兵から回収
念銃は そのまま
サキュバスが使っていい 」
「 はい クロノ様 」
とそのようにしていくサキュバス
あるアイデアを思いつく
「 傭兵集団のところにいこう
あることを 試してみたい
サキュバスにも 手伝ってもらう 」
まわりが ハッと応える
傭兵集団の前に到着
私は 魅了された傭兵に向けて
水銃を取り出し撃つ
3人の傭兵は 回復した
「 サキュバス その傭兵の
魅了を解いて戻せ 」
魅了されていた傭兵は
集団のなかに入り込んでいき
魅了が解かれた
よし
「 このなかで 格闘
近接戦闘が強い者
上手い者は 出てこい 」
一瞬 静かだった
さっき魅了されたのを
見ていたので気になっている
者もいるのだろう その中で
ザザザッ と数名の傭兵が
出てきた
私は 水銃を取り出し撃つ
出てきた傭兵たちは 回復した
「 サキュバス
魅了をかけて従わさせろ 」
サキュバスは 目を光らせて
すぐさま 出てきた格闘自慢の
傭兵たちに 魅了をかけた
「 おまえたち
指示に従いなさい 」
魅了をかけられた傭兵は
コクリと頷き 指示を待っている
傭兵集団は 不安に
見つめている雰囲気だ
「 あのあたりに行こう 」
と皆に伝えて 駆けだす
メイドバトラーも サキュバスも
魅了をかけられた傭兵たちも
付き従ってくる
「 このあたりでいい 」
そう言って 止まる
傭兵集団からは 見えるが
声は あまり届かない距離
「 今から 格闘訓練をする
傭兵たちは 一人ずつ
私の相手をしてもらう
サキュバス この傭兵たちを
私に向かって 全力かつ全技で
戦うように指示しろ 」
メイドバトラーが それはと
言おうとするのを 制止する
「 さきほどまで
生産作業だったから
体を動かしたくなった
格闘や近接戦闘を 学ぶのに
最適といえる人材もいる
これを有効活用しない手は
ないだろう それに
本当に危なくなれば
止めるから ね 」
そう言うとわかって
もらえたようだ
サキュバスは 了承したように
頷いた後
「 一人ずつ あの者と
全力で全技の 格闘術
近接戦闘術で 戦いなさい 」
傭兵たちは 指示に従い動き出した
私としては 体術のことを
ユリィーやルティと
手合わせしたことがある程度
腕試しをしたかったので
傭兵がどんな動きをするか
気になるところではある
軽い手合わせや試合でなく
ほぼ実戦形式といえる
魅了によって
全力と全技が開放された
傭兵が 襲いかかってきた
まずは 一人目だ
さぁ はじめよう
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