願いと紡ぐ 君の物語 * Love, Adventure, Survival, Education, Kizuna, Wish. 言葉と愛する 魔法と生きる 詞と生きる

CC.313.サキュバスならではの銃の使い方【Chrono Chronicle】

How to use a gun unique to succubus

ようやく ひと心地つけそうだと

手を止める

それなりに 念銃弾を生産できたぞと

多少 ブラック気味なことだと

自覚しつつ 念銃弾の山をみる

それをストレージに収納

 

ストレージのステータス操作

ストレージ内の 空白カードに

x99のように まとめてから

アイテムカード化する

x99が 大量にあるので

さらにフォルダで分けておく



念銃弾 っと

いや 念銃弾 通常弾 っと

今後も 別の念銃弾を開発する

予定なら こうするのもありだな

わかりやすく整理してみた

まわりは すっきりとした

東屋に戻る

 

サラッと マップを出すところで

コトッと メイドバトラーが

飲み物を用意して

給仕についていた

「 ありがとう 」

受け取って 飲みながら

マップの 忍ルティ組をチェック

一緒に何かしている

問題なさそうだね

「 うん いいね 」

メイドバトラーは

表情が少ないわりに

機嫌がいいのか何なのか

サキュバスにも

同じように飲み物を渡す

サキュバスは うぬぬ

のような感じで飲み干す

 

それから

「 クロノ様

 念銃 念銃弾を

 数丁 お貸しください 」

とサキュバス

「 銃に興味できたのか

 3丁を 貸し出すよ 」

ほら と渡す

「 しばらく これで

 遊んできます 」

そういって 傭兵たちの

ところへと駆け下りていく

どんなことをするのかと

ちょっと 気になり

私も行ってみる

 

サキュバスは

傭兵たちに向かって

「 この中で銃の

 腕が立つ奴はいるかなぁ 」

と聞いている

のそりと出てくる数名の傭兵

おれは腕が立つぜとか

銃と言えばオレさ などと

威勢よく自慢げに

いいながら出てきた

サキュバスは 目を光らせて

その数名のうち すぐさま

3人を選び出し 魅了をかけた

そして

念銃と念銃弾を渡している

 

「 おまえたち

 ついて来なさい 」

魅了をかけられた傭兵は

コクリとして サキュバスに

付き従う

「 あのあたりに向けて

 撃て 」

パパパパン

あ なるほどね

サキュバス的思考は

こうなるのかと 感心

「 なかなか面白いね

 これはどうだい 」

とサキュバスに言って

氷の魔法で 的を出す

サキュバスはニヤリとして

「 あの氷の的を撃て 」

と指示する

魅了された傭兵は 銃を構え撃つ

パンパン

最初こそ 感覚を調整するように

円い形状に 撃ってはいたが

どうしてどうして 自慢するだけあり

中々 当ててくる

粒で当てる確率としては

低い方かな

これが傭兵クラスの射撃か

それとも

メイドバトラーが 精密射撃が

すごすぎるのか だね



「 サキュバスなりの

 銃の使い方 みせてもらった

 ありがとう 」

礼をとるサキュバスに

魅了をかけられた傭兵

 

サキュバスは 横目で

私の傍で控えている

メイドバトラーに

にししっ となっている

そこ張り合わない と

かるく目線をおくった

いたずらサキュバスっ娘だな

 

 


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