願いと紡ぐ 君の物語 * Love, Adventure, Survival, Education, Kizuna, Wish. 言葉と愛する 魔法と生きる 詞と生きる

CC.310.銃メイドと銃バトラー【Chrono Chronicle】

Gun Maid and Gun Butler

銃弾の大量生産をしていく

没頭して 銃弾を連射するように

生産を続ける

 

東屋の物資で占拠しそうなほどの

物量感 ときにストレージに収納しつつ

それでも 作成する

こういう機会じゃないと

一気につくらないかもと

ストックの意味合いでも 大量生産する



サキュバスは 暇そうに

うろうろしている

銃には あまり興味がなさそう

私は 手を休めて

「 サキュバスは

 銃に興味ないか 」

「 そうだね

 あまり興味ないかもー いえ

 武器とかあまり使わないで

 魅了した方が いいなと思います 」

まわりの メイドバトラーの

視線を感じて 言い方を改める

たまには くだけても

いいんだけどね

しょうがない部分もある

「 たしかに魅了は 強力だね 」

「 でしょでしょ

 でも クロノ様や

 メイドバトラーたちには

 効果ないみたい 」

ハハハ と笑ってかえす

 

体の向きを変えて 今度は

メイドバトラーに聞いてみる

あまり興味なさそうに

いるけど

「 銃に 興味あるかい 」

メイドの一人が

「 少しどんなものかなと

 思うことはあります 」

「 そうなの

 では 試作した物理銃を

 持って使ってみて

 感想を聞かせみてよ 」

「 はい 承知いたしました 」

 

私は 作成した試作の物理銃を

渡しながら 操作方法を伝える

メイドは 表情の変化少なく

聞き入って 操作を覚えている

一通りのことをおさえて

つかつかと東屋の外へでる

 

銃を持つメイド

カチャ と取り上げ

スチャ と構え 撃つ

ダダダダッ

うん 撃つのは問題無さそう

だけど なんだろう

あ 的がないな と気づく

そうだな と考えて

氷の魔法を 出す

氷の粒から 円い板状にと

なるようにして

空間に十数カ所 配置する

「 それに向けて狙い撃ち

 当ててみて 」

「 はい クロノ様 」

と応えるメイド

 

パン パン

「 もっと正確に

 一発で仕留める気概で 」

「 はい 」

そういいながら 撃つメイド

命中率は そこそこ

はじめてにしては 

かなり上手いと思う

筋がいいだろうな

的となるものは 氷の魔法で

最初 氷の小さい粒

次第に大きくなり

円い板状へとしていく

なので 銃の技術が

わかりやすく見られる利点がある

 

「 試し撃ちしてくれて

 ありがとう

 もうそこまででいいよ 」

私が言うと

「 よろしければ

 もうすこし 続けさせて

 頂けませんか? 」

あれ こういうこと

あまりなかったな と驚く

でも メイドをみる

戦闘メイド 銃メイド として

改めてみると かっこいい

 

「 構わないよ 」

そう応える

すると 他のメイドバトラーからも

やりたいという希望が殺到した

一部のメイドバトラーが

制止や遠慮をとしているが

興味あり気だ

「 わかった わかった

 皆の分 ほかの

 メイドバトラーの分を

 渡すから 銃弾は

 ここにあるもの

 アイテムカード化して

 自分たちで管理すること

 この物理銃は それぞれの

 武器より威力は劣るだろう

 各自 武器選択して

 使ってほしい いいかい? 」

「 はい ありがとうございます

 クロノ様 」

と メイドバトラー一同

応える

戦闘メイド 戦闘バトラーが

銃を持つ姿

一部の人には かなり刺さるな



私は 氷の魔法を

半自動的に扱いながら

的を 出す

また 継続して

銃弾の生産を続ける

 

結構 撃ちまくる

メイドバトラー

なんだか 新しいおもちゃを

手に入れて夢中に使っている

そんな光景に見えてきた

戦闘意欲を刺激している

のかもしれない

射撃トレーニングが

一段落するまで

銃弾生産の 手は休められないかも

しれないと思いつつ

こちらも 負けじと生産をしていく

 

 


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