CC.309.物理銃の試作【Chrono Chronicle】
Prototype of physical gun
迷宮作成も無事終わり
休みをとろう と
東屋へ戻る
「 しばらくここで仮眠をとる
防衛を頼めるかい? 」
「 死守致します 」
メイドバトラーが応える
心強いな
「 では お願いね 」
東屋のテーブル椅子の場所
簡易的に 念布などを出す
仮眠をとれるようにと
少しだけ 睡眠環境を整える
「 おやすみなさい 」
ふっと眠りに入った
パチパチ 目覚める
すっきりしたいつもの感じ
時刻カウンターでは
数分の仮眠だったようだ
まわりは とくに変化なし
数名のメイドバトラーが
ひかえている
「 おはよう
何か問題あった? 」
「 問題ございません 」
よかった
かるく背伸びをする
これから 何をしようかと
考えたが 忍とルティは
どうしているだろうと思い
マップでチェックしてみる
森のなかで 一緒に狩りを
しているような動きの点が見える
忍が陽動や牽制して
ルティが仕留める といった感じか
うまく狩りをしているようだ
私も何かしないとなと
気持ちをあげる
手元には 傭兵から
獲得した物理銃がある
魔法関連の銃は
いくつかあるが
物理的なものは
無かった気がする
よし これを作成しよう
「 一時的に この東屋を
作業場して使うから
皆はそれぞれのことを
していてくれ 」
そうメイドバトラーに伝える
作成した物理銃は
両手で持つタイプ
しっかり持てて 連射ができる
機関銃や機銃といわれる外見
爆発力を空気で代用する
空気銃っぽい武器
仕組みをトレースして
イメージに合うように
カスタマイズする
銃弾も数十発 作成する
ふぅ
試作品の完成
銃に弾をセット
「 試し撃ちといきますか 」
誰もいない方向に 撃つ
ポスッ というような音
弾が飛びだす
まずまずの距離もでる
物理銃ほどではないだろうが
おもちゃとはいえない威力感
「 殺傷能力がそこそこあるな 」
基本構造はこれでいい
として 量産することにした
念練成 イメージした銃を
量産していく
100丁ぐらいで 一旦止める
銃本体よりも 銃弾を
たくさん作成しないと と気づき
銃弾を 大量に生産する
大量生産は 以前にも行った
ガトリング生産をする
地味な作業が 延々と続くようだ
そう感じながらも
銃弾を作成していった
けっこう しんどいと感じながら
黙々と 作業を続けていった
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