CC.308.二度目の迷宮作成【Chrono Chronicle】

Created the second labyrinth

では　ここに来た本来の

目的である

迎撃対応できる防衛の強化の

ことをしてこうかな

次元世界と同様な構成にする予定

召喚ポイントに

迷宮に　東屋に　監視システムか

小休憩は終わりだ

「　ここに　東屋を作成する　」

メイドバトラーは　すこし退がる

東屋をイメージして

作成する　完了

魔力消費はあるが　かるいかるい

これから次第に　大きなものを

作成するからな　着実にいこう

監視システムをイメージ

設置して構築する

いろいろチェックするが

さらにチェック

－　リリン　聞こえるかい？　－

－　はい　監視システムの

　チェックですね　今

　確認致します　少々お待ちを　－

さすがリリンだね

情報の接続の状況をみてくれていた

－　マスター

　神聖都市では有効

　次元世界とはリンクでは

　次元世界で　受信ができるのですが

　送信が　何かできないようですね　－

ステータスカードの

メッセージ機能と似た感じか

－　わかった　そういう仕様かも

　わからないし　一時的な

　不具合かもしれない

　そちらの世界から

　送信して操作や使用が

　できなさそうというのが

　わかれば　今はそれでいい　－

－　はい　マスター　－

次は　迷宮か

東屋から飛翔して

召喚ポイントの上空へ

傭兵たちは　召喚ポイントから

離して集めさせているから

迷宮分の空間は

十分に確保させている

そういえば　襲撃前に

罠魔法を設置してものを

解除しておく

罠魔法は　迷宮を作成して

再度設置しよう

では　と

アレイエデンの杖を

取り出す

この世界での迷宮を

イメージしていく

迷宮作成

ズォン

魔力消費も感じつつ

完成をみる

次元世界の迷宮と違って

大きめに作成した

太い白っぽい円柱のような構造

塔のような細高くでなく

スタジアムのような感じだ

転送を前提に想定しているので

多少の規模感があった方が

都合がいいだろう

迷宮核は　なしにしておこう

そう色々決断した

そして

罠を設置するよう

ドドドドッ

銃で撃ち込む

もちろん　敵意なく

即帰還したい者向けの

救済措置　や

侵入者への警告なども

できている状態だ

「　よし　ひとまずは

　これで　防衛強化OKだな　」

うん　何か

傭兵たちが　何か騒いでいる

あ　迷宮が出てきて

驚いているのだろう

それはそうか

目の前に　こんな巨大な

何かの建物が　現われたのだから

ケガしまくりで　さらに

意気消沈する者

目新しい建物に

興味惹かれている者

反応は様々

興味あるからと

迷宮の　出入口から

入って　罠にかかっても

それはもう知らないからね

と思っているが

「　そんな傭兵は

　いないだろう　」

と　ハハハと笑い

キリっと　召喚の魔法陣を

見つめた

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