CC.260.術巻物を作成する【Chrono Chronicle】
Creating a magic scroll
動いてばかりだったので
さっき話していた 術の巻物を
作成しようかと思う がいやいや
まずは スライムの件を連絡しよう
ステータスカードから
ディオへ メッセージを飛ばそうかと
思いつく
” 様々なスライムを生み出して
仲間にしたから よろしく ”
っと あとはディオへ あれ
これって 一斉送信がいいかもと
送信するまえに 送信設定を変更
よし これでいい
送信ポチ
無事連絡して 一安心
これで 術巻物作成できる
椅子に座り テーブルに向かう
筆書のスキル あれ
なんだか できない感じ
この忍者の状態だとできないのか
細かな条件がわからないが
とりあえず 今の忍者の状態では
筆書のスキルで 術巻物の作成は
できないみたいだ
ジョブ解除をおこなう
ジョブは特定のことにいいが
デメリットがある 使う場合など
考えてが前提だな でも
ちょくちょく慣れてジョブとして
成長していこう と思う
もとの私に戻り 筆書のスキル
うん できそうだね
術の巻物か 魔法のカード化は
できていたけど 巻物スクロール形態にする
たぶん できそうだから あとは
どんな仕様にするか
どんな術にするか
をまず検討しようかな
忍びの業 一般的にした場合は
技やスキルがあるから それとは
違った感じがいいかもしれない
忍術 遁術 といえるかな
いろいろな術があると思うが
魔法的 攻撃的 なアプローチで
いこうかな
それにまだはじめたばかりだから
一回使用で 消失する仕様にして
各十巻ずつ作成するか
ここは定番といえるもので
いこうかな
火遁術 かとんのじゅつ
水遁術 すいとんのじゅつ
雷遁術 らいとんのじゅつ
だな あと
巻物と糸を用意
周囲にかるく結界を張って
部屋が傷まないように処置する
基本丈夫な部屋なんだけどね
よし ではとりかかろう
火の魔法をだして
ひろげた巻物に取り込む
パァーとひかり くるくると
紙が巻いていき 巻物スクロールと化す
それから 糸で 結び留めする
火遁の術 と記していく
巻物といっても のり巻きのような太さでなく
大きめの筆やペンぐらいの太さ
なので扱いやすい方だ
よし ここまではうまくいったな
では と 糸をほどき広げる
すると ひろげた方向へ
さきほどの火の魔法が
ぼわっと出てくる
同時に 術巻物は消失していく
燃え盛る火は 結界の壁に
しばし滞留している
部屋は結界に守れれて無傷
次第に火は小さくおさまっていき
消えていった
「 よし いい感じ 成功だな 」
まわりにいる 一部のスライムたちは
ざわざわしている
驚かせたみたいだ
成功したので続けることにする
同じ火の魔法をだしては 巻物化していく
水の魔法も 雷の魔法も
共通した感じで 巻物を作成していく
「 よし 十巻ずつできたな 」
あれ でも これって
やり方としては カード化と
あまり違っていないかなと思うが
今回はこれでいいとした
今度 才蔵にあったときに渡そう
この術巻物を 気に入ってくれるといいな
そう思いながら ストレージに収納した
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