CC.297.彼女たちの話に慣れよう【Chrono Chronicle】
Get used to their chat
アリス クロエ サクラ の
話が終わったのかな
静かにステータスカードを
出し合って 何やら操作している
チャンス到来
「 なんだか話が 終わ 」
「 ちょっと待っててね
クロノ もうすぐだから 」
何がもうすぐなの クロエさん
コンコン ドアのノック音
誰だろう
「 はい どうぞ入って 」
と応えるアリス
カチャリ 入室してきたのは
ルティとユリィーだ
「 ここにいたのか あるじー 」
「 こちらにいるからと
誘っていただきました 」
そういって 近寄ってくる
あぁ なるほど
カードのメッセージ機能で
連絡していたのか
「 わらわたちもまぜてー 」
そういって会話の輪に
加わっている ルティとユリィー
「 クロノ君も よかったね 」
そう言うサクラに
うんと応える
また 長い話がはじまる気がする
予想通りだ
3人から2人増えて
5人になっても 相変わらずの
話が静かにも 盛り上がっている
ルティの はっちゃけた大声も
たまにありつつ 話がはずんでいる
ユリィーは 先のメイドバトラー戦の
感想を言ったりしている
私も 3人にいったようなことを
再度 ユリィーやルティに
こたえたりする
やはり 戦闘に関して
また違った視点があるみたいで
参考になるとか 語っていた2人
よかった
糸拘束やデバフ攻撃を
そこまで地味で頼りないとは
あまり思われていなかったな
概ね好評というか
そういうものだよねと
いった感じかな
シビアに 戦果や戦い方を
みているみたいだ
それが当たり前 なんだよなと
改めて認識
戦闘は 気を引き締めていこう
女性陣の話しは
たいへんなところもあるが
話の内容によっては
興味があるものもある
鍛練場でわざを鍛えるとか
わざやスキルの習得とか
戦術のことや
武器や戦闘用の道具などなど
彼女たちも考えて
一所懸命に やっていてくれている
そう感じることも
たまにあった
何か ヒントになって
これからに活かせられたら
いいなと 話を聞きながら思う
話が長いなとは思いつつも
少しだけ 彼女たちの話に
慣れてきている感じがあるし
まあ そう思いたい
彼女たちの話に慣れよう
そう私自身に言い聞かせる
私としても 話すというより
うんうんと 聞くことが
メインでやっている
彼女たちは 話を
微笑みながら続けている
本当に 話が好きなんだな
そう感じている
話に花を咲かせている
本当にそんな感じだ
ルティもユリィーも
よろこんでいろいろ話している
皆の話し声や雰囲気を
一緒に味わうことができて
すごく 私も嬉しい
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