願いと紡ぐ 君の物語 * Love, Adventure, Survival, Education, Kizuna, Wish. 言葉と愛する 魔法と生きる 詞と生きる

CC.283.メイド13&バトラー13とバトル前編【Chrono Chronicle】

Battle with Maid13 and Butler13 Part1

ふぅ 神水エリクシールを飲み

ちょっとストレッチしながら準備していく

人も 少しずつ集まってきている

クロエたちも来た

 

よく合う仲間たちが鍛練場に

到着したところで ディオが

「 我が君 メイド13

 バトラー13 を一緒にした

 26人全員と戦う形式にしますので

 よろしいでしょうか? 」

全員一緒にというわけね

「 わかったよ 」



メイドバトラーのなかで

戦いに目の色を変え

うずうずしている者たちがいるなと

横目に感じながら

銃を取り出して 二丁拳銃スタイルでいく

銃で というディオの要望もあるし

これでいいだろう

あとレベルも 一時的に

調整解除する

ユリィーとの組み手のような

レベル感では 心もとない

対複数人数戦なら

レベルが上でもOKだろう

どこまで 通用するかな と

銃を見つめている

 

まわりで見学している者や

ディオをみて

「 はじめようか 」

ハッと応えるディオ

防御結界強化を張っている

ディオが スゥと動き出して宣言する

「 戦闘はじめ 」

メイドバトラーの数人が飛び出す

私は 銃を構え 撃つ

まわりの空間から 複数の糸が射出される

ドシュッ シュッシュッ

メイドバトラーたちは 躱しながら

接近する

カチカチ とトリガーを引いていく

糸は 接近する者の進路を阻む

ひとりのメイドの足を絡ませ

行動を鈍らせる

さらに撃ち込む そのメイドは

うぅといった後 さらに糸に絡めれる

意識があって藻掻いているが 行動不能だ

他に接近するバトラーに撃ち

そのバトラーは ふらつきはじめて

糸の絡められ 同様に行動不能

また 別のバトラーに撃つ

武器がはじけるように

手放してしまう それに注意がいった

隙に 糸で絡めとり 行動不能にする

ディオは それらの者を見ながらも

戦意喪失ではないと判断していく

まぁ それはそうだろう

さらに撃ち込んでいく

糸捕縛された者にさらに強力に捕縛する

初動としては まずまずだったかな

 

開始すぐ動かなかったメイドバトラーたちは

私の動きや行動パターンを

観察して戦闘の算段を立てているのだろう

冷徹な視線でこちらを見たり

戦力分析をしている

流石ディオの配下だね

見ていて怖いくらいだ

 

人数的に不利なこともあり

さらに撃ち込んでいく

魔法を行使する者や

行使しようとする者にも撃つ

魔法を出せない や

魔法を解除させられる

メイドやバトラーたち

人数が多く集まっているところには

デバフも撃ちこむ

だが 耐性があるのか

効果が薄い感じだ

ならこれでと 撃ち込む

多くのメイドバトラーの動きが鈍る

私は それを観察するように見つめる

 

糸も 間髪を入れず射出

動きが鈍り 挙動が乱れた

メイドやバトラーを 糸が

絡めようとしている

糸を排除しようとまわりの

メイドバトラーたちが

絡められたメイドバトラーに近づく

私は 糸が絡めらえたメイドバトラーに

さらに撃ち込む

すると 糸を外そうとした

メイドバトラーに メイドバトラーが

襲いかかる 咄嗟のことで

態勢を崩して逃げるメイドバトラーに

糸を追撃する 絡めとり捕縛

 

さらに撃ち込む

助けられようとしたメイドバトラー

助けようとしたメイドバトラー

ともに 強めに捕縛する

魔法を行使しようとする

そぶりもあり さらに何度か撃ち込む

口や目や耳などを 塞ぐように

糸を巻き付ける

デバフを重ね掛けすると

暫しピクリとしたが 静かになっていく

 

まだ 半数以上はいるな

糸を射出していく

あるメイドバトラーの周囲に

範囲で撃ち込む

動きや挙動が 変わる

その隙に 糸で絡めとり

少しずつ 絡ませていく

今度は 他のメイドバトラーは

近づかない

集中してさらに撃ち込む

捕縛の糸を巻く速度が上がり

捕縛していく さらに

デバフも重ね掛けで

静かになっていく



メイドバトラーの全体の

雰囲気が落ちた気がする

糸をさらに撃ちだす

絡められないようと

動いているのは速い

だが その移動後の場所に

誘い込みデバフを撃ち込む

動きを少し遅らせたり

体勢を崩したり 予備動作を

制限させていく

何重にも効果を重ね掛けする

そこに 糸で捕縛して

行動不能にしていく

さらに動きがある場合は

効果が薄くとも

デバフを重ね掛ける

重ね掛けで次第に効果が

蓄積する感じがある

そんなことを繰り広げていく

展開になっていく

 

とても白熱した攻防が

あるとはいえない戦闘状況

静かな そして 着実に

一方的になっていく事態

私は ようやく半分ぐらいかなと

考えながら 戦闘を継続していく

まだまだ気を抜けないな

 

 


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