159.弱いのか甘いのか優しいのか
美女だし 結婚かぁ いやいや待て待て
「嬉しい けど そのそういう関係だと
いろいろと ね あるじゃないですか」
上目遣いで 見つめてくる
めちゃくちゃ舞い上がってる気持ちもあるが
冷静に真剣に 応えたいという想いで告げる
「嬉しいです でも返事はあとでもいいですか」
「 はい わかりました」
とりあえず 落ち着けばいいかなと思う
「あとそうだ 今まで付いてくれてたこの娘は
ユリィー 守護をしてくれているね
そして 見えないとは思いますが
聖導師という存在が ここにいます
知識豊富で 助言や連絡をしてくれる
クロエさんに 話しかけられるかい 聖導師」
《クロエさん 聖導師です》
クロエさんは吃驚している 無理もない
「よろしくお願いします 聖導師さん
ユリィーさん ありがとうございます
クロエと呼んでください」
なんだか彼女たち3人は うまくやっていけそうだ
いい雰囲気だね 素晴らしいよ うんうん
「クロノさん いえ クロノ様も
よろしくお願いします そしてクロエと
呼んでくださいね」
可愛い微笑みを向けられて
思わず はいと答えた
美女に弱いのか甘いのか優しいのか
わからないね まったく