願いと紡ぐ 君の物語 * Love, Adventure, Survival, Education, Kizuna, Wish. 言葉と愛する 魔法と生きる 詞と生きる

天地魔刀霧霞

「マスター 一緒に参ります」

聖導師 マスター同行したく思います 供連れなされるのがよいです

二人とも その気なんですね うむぅどうしようか

何気に一人でちょっと行って パッと終わらせて

戻るつもりだったから どうしようか

「連れていくのもいいんだけど 次元城が空くし

 誰かに居てもらいたい気持ちもあるんだよね」

二人が ほんの少しシュンとした感じで 

なんだか申し訳ない気持ちになる

「それじゃ なんとか一緒に行けるようにしようか」

二人から イエスマスターと いつもよりわずかに元気な返事が来た 

よかったぁ

守りを考えて 聖導師守りは大丈夫だよね 

聖導師 はい この場所は各種の守りがあります

うん 漠然とだけどやっぱりすごいよね此処 

私のマーキングもあるから 何かの時はすぐに帰還できるだろうけど

気持ち的に 何かしておきたいな と思うと

控えめな感じながらも 応えようとする感じがする

ストレージの念刀の霧霞 が気配を発している 取り出してみる 

じっと霧霞を見てみる

わかったから 霧霞に向けて

「霧霞 これより 天地魔刀霧霞と名を改めよ

 そして暫しの留守を 守り刀として鎮護せよ」

魔力を遣う 快諾してくれたようだ よし

ではではしゅっぱぁ いやまてまて 女性性の二人だから

出発には時間をとって 出かけねば 急いてはまずいな