願いと紡ぐ 君の物語 * Love, Adventure, Survival, Education, Kizuna, Wish. 言葉と愛する 魔法と生きる 詞と生きる

CC.252.クロエとアリスとサクラ【Chrono Chronicle】

Chloe, Alice and Sakura

アイテムカードは これでいいかなと

では 転移

 

アリスの部屋の前の近くに

転移してきた 扉の前へと歩いていき

ノックする

「 私です ちょっといいですか 」

ちょっと間があり ゆっくりと少しばかり扉が開く

「 何ですか いま女子トーク中ですよ 」

「 ごめんね サクラさんに

 ステータスカード アイテムカードを

 渡しておこうと思ってね またにしようか? 」

しばらくアリスは黙って 一旦扉を閉じる

クロエとサクラさんに聞いているのかな

そして

「 まぁ ここで終わるのなら

 いいですわ 」

そう言って 扉を広げてくれる

「 ありがとう 」

部屋の中から クロエとサクラさんがいる

女子力ある空間だなと

あらためて気づく

「 クロノ 今は女子トーク中だから

 あとでね 」

「 クロノ君 いま

 クロエさん アリスさん と

 いろいろ話をしているから

 また今度ね 」

「 クロエ アリスさん

 ごめんね これを渡したら

 失礼するよ 」

「 クロノ君 サクラだよ 」

うなずいて応える

 

会ったばかりなのに いい雰囲気がある

アリスの方をみて

「 愉しく話してそうで よかったよ 」

「 クロノが 許嫁を連れてきたのよ

 仮婚約者としては 気になるじゃない 」

それはそうなんだろうな

カードを取り出しわたす

「 サクラさn サクラに渡しておいてくれ

 ステータスカードは

 これで個別識別できるように と

 服や身の回り品の アイテムカード

 それと サクラの部屋も決めている

 君たちの部屋の近くにしたからね

 ステータスカードにも情報があるから

 確認できる 」

「 わかった サクラさんに

 カードを渡しておくわね

 部屋やカードの機能とかも 伝えておくね 」

「 ありがとう たすかるよ アリス 」

 

「 挨拶のキスもほしいけど

 まだ女子トークするつもりだから

 また今度ね クロノ 」

冗談めかして言ってくるアリス

「 それは残念 私はこれで失礼するよ 」

「 うん 」

部屋の二人にも 顔を向けて

小さく手を振る

クロエとサクラも 微笑みで応えてくれる

アリスは 扉を閉める

 

ふぅ

彼女たちも いろいろあって

複雑かもしれないけど

いい雰囲気で 仲良くやっていけそうな

そんな感じがするのは よかった

クロエとアリスとサクラ の微笑みを

護っていかないとな

 

 


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