CC.250.忍の装備や道具を渡す【Chrono Chronicle】
Hand over shinobi equipment and tools
えっとあとは そうだった
「 才蔵たちにも アイテムを渡すよ 」
「 かたじけない 」
ストレージから いくつかカードを取り出す
「 布や服と水と これは今カード状態だけど
アイテム化できるカードだ
変えようと意識してみると 変換できる 」
「 なんと すごいですな 」
「 こちらは ステータスカードだ
個人識別できる身分証みたいなものだね
このカードに 忍集団ひとりひとりの
唾液や血をつけておいてくれ
それで 識別できるように登録できる
共有情報も多少はある
また メッセージのやりとりができる
任務によっては 持てないこともあるだろうが
できるだけ持って活用してほしい
そこは まだ試行錯誤中といったところかな
今後も カードの機能向上をはかりたいしね 」
「 左様ですか ステータスカードの登録
皆致します そして できる限り持って活用
しようと存じます 」
「 うん そうしてくれ
まだ運用しはじめたばかりだ 改善点も
今後出てくるだろう 」
「 ただ 忍として
主に会って 報告連絡伝言なども
して参りたいと思っております 」
「 わかった それでいこうか 」
ハッと応えてくれる
忍者として 矜持のようなことが
大事なのかもしれない
あと 何かあったかな
「 我が君 才蔵殿たちの部屋割りや
七つの大罪たちについては いかがいたしますか? 」
そうだね さすが ディオ
うんと頷き
「 才蔵 忍の者たち用の
部屋を用意しておく そこでゆっくりするといい 」
「 有難う御座います 」
「 紹介するときには いなかった
七つの大罪たち という7名の猛者がいる
遭遇しても へんに刺激しないように頼む
少しばかりステータスカードにも情報が
あるから それで確認しておいてほしい 」
頷き応えている
「 今から部屋を決めてみる
才蔵 ディオ リリン 何かあれば
提案してほしい 」
そう言って マップ検索して
忍者集団の部屋を選定していく
マップから選び 忍者集団の部屋を
設定しておく
よし
すると リリンから
- 才蔵殿たちの 服や武器など装備は
いかがいたしますか? マスター -
才蔵をみると ボロボロの忍装束
「 忍たちの服がいるね 」
才蔵も 服装をみている
渡した服では と言いかけたが
あれでは装束として なんだか適さないか
「 才蔵 服はボロボロだし
新調させていいかな?
あと この世界に持ち込んだ装備も
少ないだろう 何か欲しい武具装備が
あればいってくれ できるだけ用意しよう 」
才蔵は ちょっと戸惑っている感じ
いきなり言われて 考えているのかもしれない
すると ディオが
「 才蔵殿たちは 戦闘もかなり
できるかと思います 武器等も
いいと思います 守護防衛のためにも
装備の拡充は よいかと思います 我が君 」
「 そうそう 武器もいいよね
遠慮せず言ってほしい 」
才蔵は にじりと動き出し
「 それでは お言葉に甘えて
忍者刀 短刀 クナイ 手裏剣
縄 糸 がありましたら
お願い致します 」
おおぉ 忍者らしい イメージが溢れるな
「 持っているものもあるが
ちょっと待ってくれ 作成してくる 」
作業場へ転移
作業着に早着替えして 作業スタート
忍者刀 短刀 以前刀を製作したことがあり
作成しやすい感じ
クナイ 手裏剣も ガトリング作成する
糸は いいとして 縄は 糸を撚り合わせる
忍装束は 服装から少し変えて作成
黒い色合いも必要なので
黒のローブでしたことの 応用を少ししてみる
魔力を込めて作成
うん できたね
ほとんどをカード化する よし
マスタールームへ転移
「 お待たせ 」
三人は 少しばかり情報共有していたみたい
見回して 首肯する
「 才蔵 これを 」
一人分ぐらいの黒装束や武器と
忍集団分のカード類を 手渡しする
「 有難く使わせて頂きます 」
- 黒装束は 付与がかかっていますね
隠密等の効果と 少しの耐性強化が
施されています -
「 なんと お館様
有難う御座います 」
気に入ってくれたようでよかった
自分用にも 作成してみようかな
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