CC.249.リリンとディオと才蔵の協力体制へ【Chrono Chronicle】
To the cooperation system of Lilin, Dio and Saizo
トラブルがあったし
なんだか 疲れたな
「 ちょっと眠るよ 」
ふたりに そう言って ベッドに入る
目覚める 相変わらずの寝起き感
なんだか ディオとリリンが
話をしているみたい
「 お疲れ様 いま起きたよ 」
ふたりがこちらに気がつく
「 話しをしていたみたいだけど
ほどほどにして
ふたりも 眠るなり休むなりしてよね 」
ふたりは いつ休んでいるのかな
- お気遣い ありがとうございます
大丈夫です マスター -
「 お気遣い感謝します 我が君
こちらも 大丈夫です 」
「 大丈夫ならいいけど
適切に休んでよね 」
ブラック労働のような環境は
よろしくないからね
- マスター しばらく前から
部屋の外で スケルトン兵に留められた
才蔵殿が いますがどうなさいますか? -
眠っていた間に 来ていたか
「 わかった 護衛のスケルトン兵と
才蔵に入室するように 言ってくれないか 」
護衛のスケルトン兵と才蔵の
入室許可を 設定する
それぞれが 入ってくる それをみとめて
「 暫し待たせたね 」
「 スケルトン兵 いつも見張りと護衛
ありがとう その者は才蔵だ
今度から 通して構わない 」
スケルトン兵は サッと礼を行う
「 才蔵 この部屋には
忍集団でも 才蔵のみ入室できるように
しておく 護衛のスケルトン兵と
うまくやってほしい 」
ハッと答えて スケルトン兵にも
よしなにと 伝えているみたいだ
「 スケルトン兵 は
見張りと護衛に 戻ってくれ
才蔵は 連絡事項だ 」
スケルトン兵は 礼をして退室
才蔵が 静かに近づく
「 何か連絡や報告を聞くよ 」
「 先の紹介のあとから 城内を見回っておりました
部屋には入り込んでおりません
城が広く全体像まで 把握できておりません 」
早速 動き回っていたのか すごいね
すこし考える
「 そうだね セキュリティや防衛の観点から
制限があることは理解しておいてほしい
メイドやバトラーたちもいるし
役割がそれぞれあるだろうから
リリンと ディオと 才蔵で
調整し合うように 話を定期的に
するのがいいだろう
はっきり分けて担当するより
補い合い 協力体制ができる
ようにとしてほしい
さんにんとも いいかな 」
ハッと応えがくる
ふぅ これで
リリン ディオ 才蔵の
協力体制ができそうかな
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