230.統術システムコード【Chrono Chronicle】
System code
マナティア化 カード化によって
魔法やスキルの利便性が高まる
マナティアにおいては
武器防具など装備や道具の
スキルスロットに はめ込むことができる
一種の付与効果 バフ効果を生み出すことが可能となった
いいことだ
システムやマシンを支える星炉で
より強化できるだろうし
地味なところで 底上げができているように感じる
魔法や スキルが 使えない者でも
それに似たことができるようになれば
戦略戦術の幅も広がるだろうし 自衛にもつながる
リリンは 情報体として存在して
かなり強力なバックアップ支援ができるが
後手にまわることも 自分からの積極的なことは
少ないかもしれない
ディオは 強いのもわかるし
たぶん 魔法も強力なことができると思うが
情報管理は やはりリリン任せになってしまう
感じがあるかもしれない
それぞれに 際立った特徴で補う合う関係性もいいが
もうちょっとできることがあってもいいかも
いや 欲張りすぎだろうか
いろいろ考えてしまう
あ もしかしたら これならいけるかなと閃く
システムのチカラを 応用して
戦局や状況を コントロールすることが
できるかもしれない
システムを 積極的に活用する方法を
編み出せたらいいのか
システムの トラップや機能を
より任意に起動発動させて
侵入者へ干渉や関与していく
これなら 魔法やスキルでなくても
システムや施設の機能で 対処できる手になる
リリンなら なんなく使いこなせそうだし
ディオでも 少なからず手札のひとつにできそうだ
ふたりは 静かにこちらを見守っている
「 リリン ディオ これから
システムを より制御コントロールして
積極的に 活用できるか 実験してみることにする 」
ふたりは 察したように 距離をとる
よし やってみますか
システムにリンク
今までのことの情報をまとめつつ
活用できるように 整理統合していくイメージ
魔法を 魔法の詠唱のようにして行使するように
システムを システムの詠唱をするように行使する
と共通した認識で 構築していく
システムへの権限を調整して 書き込んでいくイメージ
システムの 新開発と再構築 完了
魔力消費がくる
負担が続いているが ようやく収まる
ふぅ
うまくいったかな
システムの活用術は 術式が魔法とちがうが共通点もあるように感じる
システムを操作することによって 魔法のようなこと
魔法に似たことが できる
魔法も 術式のひとつであり
ある意味でこのシステム術を同じようなもの
つまり システム術も魔法詠唱も ほぼ同じようなもの
そう考えることもできる
リリンとディオなら 私より上手くつかいこなせると思う
「 システムを ある程度コントロールできるようにした
リリンとディオに 授ける 」
- イエス マスター -
- 有難く頂戴いたします 我が君 -
ふたりに システムを活用する術のコントロール権を付与する
「 これを 『 システムコード 』
または 統術 と名付ける
魔法を詠唱で遣うように
システムのチカラを システムコードで
積極的に 干渉させることに 遣えるようにしたものだ 」
- 魔法は遣えませんが システムコードなら
遣えそうです これで皆をサポートできるかと思います -
「 リリン殿ほどではありませんが
活用させて頂きます 我が君 」
「 システムコードを遣えば 魔法やスキルとは
また違った手段となるだろうから 有効活用してほしい 」
ハッ と応答してくれる
私としても システムへ 意識的や魔力的なアクセスでなく
システムコードとして 操作や扱うことができる点はいい
ステータスから操作より また別のものとしても
コントロールや制御できるように確立できたのはいい
試しに 作業場を強化してみるか
- 統術システムコード 結界 -
作業場に結界ができた
リリンにも使えるように 念話での使用も可能としてる
「 かなり作成を続けたから 休みたいな
マスタールームへ帰って眠るから
あとは よろしくお願いね 」
ふたりが ハッと応えるのをみて 転移する
ステータスの 称号を調整してから
ベッドへと 眠り込んだ
おやすみなさい
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