願いと紡ぐ 君の物語 * Love, Adventure, Survival, Education, Kizuna, Wish. 言葉と愛する 魔法と生きる 詞と生きる

206.メイド13とバトラー13そして総執事長【Chrono Chronicle】

Maid13 and Butler13 and General Secretary

聖導師と ディオは お互いの呼吸をはかっているような雰囲気

そして ディオから

「 僭越ながら このディオめに

 我が君の メイドやバトラーを生み出す

 そのお手伝いを させていただけたらと思います 」

メイドや執事は ロボットのような 感じで

エネルギー 概念で 作成しようかと思っていた

ユリィーのように生み出せていけたらとも思ってはいるが

彼女の場合は 聖導師のサポートもあったし

他にも情報を入れたこともあって

自我が芽生えた感じ だから

そのこともあって 自我までは難しいかなと思っていた

 

ディオはつづけて

「 このディオのサポートで よりよい者たちを

 生み出して 我が君のため この次元城のために

 尽くせるかと存じます 」

ユリィーのときの 聖導師のサポートのようなものか

もしかしたら またユリィーのような自我がある者が

生まれ出でる可能性もあるかもしれないな

ディオをみる 真摯な提案やお願いの姿勢で

微動だにせずにいる

 

こんなに言ってくれているし いいかもな

「 どのようなサポートをするのかな 」

「 はい 同系統の者たちのエネルギーを集めて

 忠誠を持って従わさせて頂きます

 防衛のための戦力になり得るレベル 戦闘もこなせます

 また それぞれの特質や 擬似性格を有することがあります

 メイドや執事の内容には 指導していく所存です 」

「 つまり ディオのような感じの者たちが増える

 忠誠を尽くすこと 戦闘ができる 

 特質や 性格もあるのかい 」

「 御意 」

ユリィーのような自我 擬似人格的な感じかな

忠誠を尽くすというのなら コミュニケーション的にも

問題ないかも

「 それぞれ と言ってたけど 何名かの

 目安があるのかい 」

「 はい メイド 執事 ともに 13名ずつお願い致します 」

「 13名 合計 26名になるか 」

 

26人分か それなりの人数だな たいへんなところがあるな

でも 人数はいた方がいいのは確かだし

ディオもサポートしてもらえるから いけそうかな

「 わかったよ ディオのサポートを

 してもらっていいのかな 」

「 ありがとうございます 我が君 」

 

聖導師の方に 意識を向けて

提案を聞こうと思ったが なんとなくだが

まだ待ってくれている感じがする

先に ディオとのことをしておこうかな

「 ディオ それでも 今から

 一緒にできるかい 」

「 承知しました 我が君 いつでもどうぞ 」

うん

ユリィーのときのように

人型をベースに 考えていく イメージしていく

エネルギーを扱い 概念を 練り上げている

メイドのイメージ 執事のイメージ

13人ずつ 個性的なことはせずにいく

 

ディオに コクリと頷くと

サポートに加入してくる

ディオの恐るべきエネルギーの奔流を

私の 練りあげているものに 混ざ合わせていく

いい調子だ まだまだいけそうだな 遠慮せずもっといいぞと

ディオにアイコンタクトして さらに注ぎ込ませる

エネルギーの 奔流の様 凝縮する様が 見てとれる

 

そこそこ 魔力消費した感じがする さすがに26人だからね

こんなものですかね

そばの ディオを見ると 息を乱し 汗も出ている 

「 大丈夫です お役に立てて光栄です 我が君 」

疲労が見えるが よろこんでいる

ディオのことだ すぐ回復するだろう

首肯して返し 眼前をみる

 

大広間には 仰向けに寝そべった メイド13名

執事13名が 横たわっている

容姿は それぞれほぼ同じ イメージに合っている

 

メイドたちは 女性的な身体シルエットで

服装は 白黒のベーシックなメイド衣裳

モデルのような顔立ち 黒髪

 

執事たちは 男性的な身体シルエットで

服装は 黒基調のベーシックな執事的衣裳

モデルのような顔立ち 黒髪

背は ちょっと背が高く細マッチョ感

 

ディオは すこし落ち着いてきて

再度 襟を正し わたしのそばにひかえる

さすが ディオと思っていると

眼前の メイド 執事たちが 目を醒ましてくる

ディオが 静かに強く

「 皆 クロノ様の御前です 」

すると メイド 執事 26名が

ずらりと 膝をつき 頭を垂れている

「 うむ 」

そう言っているが 内心 驚いている

 

「 我が君 どうか ご命令を 」

しばし驚きながらも

「 皆の者 面をあげよ 」

そう強気な口調で告げる

たまにこういう感じがでてくるが

今は気にしないようにしよう すると

メイド 執事 26名が 先ほどの姿勢から

一斉に 顔をあげこちらを見ている

ときおり 瞳が赤く輝いている

 

ディオと同じ系統 なるほど似ている

ディオの情報もあるのだろう

まったく何の情報もない状態ではない

私をクロノと認識してくれている

「 私のことは 今後 マスター と呼称せよ 」 

メイド執事たち26名は 理解した様子

「 我が君 今後この者たちには

 城内の清掃や警備防衛はじめ

 給仕などを指導して改善して

 忠誠を尽くして参ります 」

ディオを話しを聞きながら

メイド執事たちの ステータス情報を見ていく

これも驚きだな すこし考え込む

 

「 いかがなされましたか 何か 」

「 いや すごいな この者たちは

 と思っていたのところだ

 この者たちはには 強さの序列があるのか 」

「 はい 我が君

 強さがそのまま序列となります 」

メイド 執事 達は それぞれに 強さがあるが

メイドと執事のレベルは同じ その中で順序がある

最弱の者でも 今のユリィーより強いといえるレベルだ

この中の最強の者でも ディオにはまったく敵わないだろう

「 この者たちは なかなかに強いな ディオ 」

「 少しでも メイドやバトラーたちが

 我が君と次元城の 役に立てるよう

 尽力致します 」

 

メイド 執事 ディオとしてはバトラー呼びか

それと この者たち というのも なんだか違うかな

ひとりひとり 名付けをするか

いやそれは今たいへんだ 後でもいいかな

でも どうしたものか

あっ これなら

「 これから メイドたちはみな

 【 メイド13 】 というチーム呼称とする

 バトラーたちはみな

 【 バトラー13 】 というチーム呼称とする

 よいか 返事をせよ 」

「「「 イエス マスター 」」」

という合唱のような 返事が返ってくる

よかった これでこの者たちと呼称せずに済む

 

「 メイド13 と バトラー13 の

 指揮権は 私にあるが

 ディオも 自分の配下として

 指揮を担当せよ よいか 」

「 ハッ かしこまりました 」

「 ディオ これから メイド13 バトラー13を

 統括する 【 総執事長 】 を与える 」

「 拝命致します ありがたき幸せ 我が君 」

名付けのように 魔力がごそっともっていかれた

これで メイド バトラーは いいだろう

 

 


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