196.竜娘ルティの顔合わせ【Chrono Chronicle】
Facetoface with the dragon daughter Luty
強い気配が 近づいている ユリィーがにじりとしている
「 まぁ 敵ではない 」
鍛練場に 勢いよく入ってくる人影がある
「 ここかぁー バトルしてるだろー 我もやるぞー 」
「 ま 待ちなさい ルティ殿 御前ですよ 」
聖竜のルティが来るとは わかっていたが 人化した姿
女性の姿 女の娘か 背は高くない瞳がぱっちりした
体のところどころに竜の雰囲気がある 元気な お転婆な娘だな
- マスター 聖竜が次元城に近づいてきたので
私とディオが 対応しました そのまま入ろうとしたので
ディオが 人化を促し身なりを整えようと言ったのですが
聖竜いわく ここのどこかでバトルしてるから
我も行くぞといって 中々きかないのです -
「 それは大変だったね ありがとう聖導師
ディオも ありがとう 」
ふたりの大変さがわかる気がして ねぎらった
- イエス マスター -
「 おぉ もったいなきお言葉
あ これ マスターの御前ですよ 」
返事のすぐ ルティの身なりを気にしてくれている
「 ルティか 服を着れるか 」
「 我が主か ふぅ こうか 」
バトル用なのか 鎧のような装備を
念練成のようなもので 纏った
さすが聖竜 気で装備をつくったか いやいや
「 そうじゃない もっとこう
普段着と言うか 簡素な服装だ 」
「 それでは 戦えないではないか
バトルしているのだろう 我もまぜろよ主 」
たのしそうにいて 獲物を狙うように
ユリィーや アリス クロエを 観ている
3人は ルティの竜気に 少し気圧されている
でも ユリィーはちょっと笑みがでていそうだな
「 こら やめなさい 」
私は かるくたしなめる手を振りをする
服を着ろ と 見つめる
ルティは それでもたのしみながら
質素な服に変えて着た
「 そうだ ルティ ディオ これを渡しておく 」
いくつかの 服や神水のカードをわたす
ふたりは それぞれを見ながら 礼をして受け取っている
私は ユリィー クロエ アリス に
「 さて 彼女は 聖竜で ルティだ
仲間です よろしく頼みますね 」
「 我は ルティだ よろしく っね 」
「 クロエです よろしくお願いします 」
「 アリスです よろしくお願いしますわ 」
「 ユリィーです よろしくお願いします 」
「 みんな それぞれの名前で呼び合い
仲良くしていってくださいね 」
ルティは さっそくとばかりに 3人に近寄る
「 おぬし達か バトルをしていたのは
我もまぜてくれ アリスとクロエは
どこかのお嬢さんのようだが
ユリィーは スピードがある騎士みたいだな
どうだバトルしようか 」
元気っ娘のお転婆で 見た目は可愛いいが
どうしてどうして このルティ
強さもそうだが 気の扱いから 相手を見抜く眼力もある
飛び回るスピード狂だけでなく
バトルジャンキー 戦闘狂な感じだな
竜種ってこれがデフォルトなのかな
ユリィー クロエ アリスは こちらを見ている
聖導師は 経緯を見守っているようだし
ディオは 側について静かに控えているようだ
私もいろいろ気づいたことがあったので
したいことが増えた できたら早めに終わらせたいが
ルティはやる気だ どうしたものか
うむむ よし あれを試してみよう
「 ルティ 私とバトルしようか 」
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