願いと紡ぐ 君の物語 * Love, Adventure, Survival, Education, Kizuna, Wish. 言葉と愛する 魔法と生きる 詞と生きる

194.ユリィーvsアリスクロエ組の初手合わせ開始【Chrono Chronicle】

Yuliy vs Alice Chloe’s first battle begins

私は 視線や意識を 静かにユリィーの方に向ける

新しい武器に 興味を示したり

また手合わせを 要望されるのかなと

思っているが そんな感じがしない

 

静かに 側で見ていたユリィーは

私を少し見てから おもむろに アリスとクロエに近づき

「 アリス クロエ その短剣を手にして 手合わせしましょう

 マスター 手合わせの許可をいただきたく思います 」

ユリィー なるほど

 

「 わかった ふたりも強くなりたいというし

 鍛練場で 短時間 剣を交えてもいいだろう 」

「 ありがとうございます マスター 」

アリスとクロエは 少し困惑気味だったが

決意を思いだしたのか 少し気を張って

ユリィーを見ている

「 よろしくお願いいたしますわ ユリィーさん 」

「 わたしも よろしくお願いします ユリィーさん 」

「 では さっそく 鍛練場に向かいましょう 」

ユリィーは 先んじて駆け出していく

アリスとクロエも あわてて駆け出した

 

ユリィーとは 私が手合わせするのかと 思っていたが

彼女たちを気遣ってか ふたりと手合わせをと

言ってきたのは驚いた

模擬戦闘とまでは いかないだろうが

彼女たちの手合わせを 観てみようと思う

「 私も 観に行く すぐ追いかけるから 」

と 駆けだした3人に 声をかけた

 

かるく 次元城まわりやカードなど

いろいろチェックする 問題無さそうだな

ディオなど 様々な動き

あと すごく動き回っているのがいる

ルティか 元気いっぱいだな

挨拶させようと思っているのだが うんよろしい

では 鍛練場に 転移しよう

 

鍛練場に 転移してきた

ユリィーも 入ってきて クロエ アリスと入ってきた

3人は それぞれに 何か話しながら駆けていた感じ

クロエとアリスは 息切れ気味だが

いい準備運動になったとしよう

私は ユリィーを見る

予備としてカードを飛ばしわたす

ユリィーは 礼をして受け取り

ふたりに 水分補給や着替えをさせている

「 では ユリィー 対 アリスクロエ組として

 模擬戦闘の手合わせを行う

 アリスとクロエは全力で戦闘

 ユリィーは盾と体術を使い攻防をするが

 致命傷となることがないようにすること

 どちらかが戦闘不能 や そう私が判断した場合

 戦闘終了とする みな わかったかい 」 

アリスとクロエは コクリと頷く

ユリィーも コクリと頷き

「 思いっきり 全力でかかってきなさい 」

表情の変化なくそうに言っているが なんとなく嬉しそうだ

「 それでは はじめ 」

 

 


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