240.初の異世界転移希望の知らせ【Chrono Chronicle】
News of the first application for transfer to another world
防衛強化だな うん
あ メモもしよう メモメモ
この世界に招かねざる者が襲来するなら
原野の迷宮だから まずはOKだね
あ そういえば 浮遊城のこと
「 ねぇ リリン 浮遊城や
神聖都市ミッドワルドの方は 大丈夫かな? 」
- 異常はありません マスター -
「 よかった 星炉も浮遊城に設置したいな 」
- お急ぎになられなくても 大丈夫です -
「 わかったよ 何かあれば 報告よろしくね 」
- イエス マスター -
「 我が君 制圧はしない方針はいいのですが
こちらから 逆に潜入調査するのは いかがでしょうか 」
「 あぁ なるほど
防衛ばかり気にしていたからな
その手があるか 」
どうなんだろう 潜入調査するにも 人手が必要かな
「 メイドやバトラーに潜入させますか?
我が配下を 新たに生み出して
その者に あたらせましょうか? 」
なんとなく メイドやバトラー
ディオの配下は 戦闘寄りな気がするから
潜入調査に向かないかもしれない
思い過ごしかもしれないけどね
「 今は 潜入調査をしないでもいい
だがいずれ 潜入調査できる体制は
構築した方が良さそうだね
提案ありがとう ディオ 」
「 採用くださり感謝します 我が君 」
次元城用の 星炉を 設置しようかな
「 ディオ リリン 次元城に星炉を
設置してくるから しばらく待っていてくれ 」
そう言って
次元城のマップを確認して 部屋空間を見繕う
転移
目当ての空間にくる システムコードを行う
「 結界を張れたな これでいいだろう さてと 」
ストレージから 星炉を 出して設置する
クロノワール・システムと リンク接続する
よし いいだろう
管制ルームへ 戻ろうか 転移
「 戻ったよ 無事 星炉設置できたよ 」
リリンとディオが迎える
- マスター ご報告があります -
「 何だい? 」
- 以前 住民を増やしたい計画があったと思いますが
この世界へ移住を希望する者がいます -
そういえば そんなことをしていたような気がする
「 異世界転移希望者か では移住を希望する者と連絡して
招けるか 召喚して会ってみようかな
いろいろ確認して もし不適当なら送還する
これで行こうと思うが どうかな? 」
リリンと ディオは 賛意する返礼を行う
こういうことで 別の世界であるこの世界に来る
異世界転移を希望する者か
敵対的侵入より 好ましいなと思うこの頃だ
ご愛読感謝 『CHRONO CHRONICLE』 ‐ 愛に出逢う投資異世界の冒険筆記 ‐
www.投資家.com OriginRegression Welcome twitter【www.投資家.com official】