願いと紡ぐ 君の物語 * Love, Adventure, Survival, Education, Kizuna, Wish. 言葉と愛する 魔法と生きる 詞と生きる

231.ナイトシールダー【Chrono Chronicle】

Knight shielder

はぁ よく眠れた

マスターベッドから のそりと目を覚ます

体をごろんとして 部屋を見ると

ディオがいる リリンもいる気配

なんだが 寝て起きてばかりの人の

イメージになってないかな

 

「 起きたよ 」

「 お目覚めですか お休み中は

 とくに大きなことは ありませんでした

 我が君 」

「 そう よかったよ 平和が一番だね 」

眠っている間に 侵入者とかなくてよかった

送り還した者の 経過も知りたいところだが

いまは まだまだ作成をしておきたい気持ちがある

あちらの情報は システムのところに情報保管されるようにも

しているから あとでチェックしてみよう

 

どのくらい眠っていたのか 時刻カウンターをみてみる

10分ぐらいかな

やはり 称号のチカラが影響しているのかもな

 

「 よし 体調も良好だし

 作成をもっとしていこう

 ふたりには 次元城や

 状況管理と合わせて 付き合ってもらっている

 ありがとう まだ作成する予定だから

 よろしく頼む 」

- 大丈夫です マスター -

「 側仕えすることが何よりですので

 お気遣い無用です 我が君 」

うむと首肯する

「 作業場へ行くよ 」

 

作業場に着く

先ほど 星炉を作成したもあり

少しばかり内装の改修工事のようなことを

したいと思い 内装を変えていく

着替えスペースや マーキングの場所を

新たに区画も設けていく

着替えに関しては どこでも可能だが

気持ちの切り替えもできたらいいだろうとの

考えがある 試しに作成してみた

 

「 では 作成しよう 」

- 次は 何を 予定されているのですか ? -

「 守護騎士を 2体 だね

 アリス専属の守護騎士 と

 クロエ専属の守護騎士 を

 生み出そうと思っている 」

「 メイド13 バトラー13から

 人員を割いてもよろしいのですが 」

「 それもいいとは思うが

 彼女たちに専属として 守護する者が

 居た方がいいだろうと思う

 メイド13やバトラー13には

 いろいろあるだろうし 協力し合ってくれたら

 いいと思う 」

「 承知しました 我が君 」

うん

 

作成に集中する

守護騎士をイメージする

守護する 盾を構え 護る

盾スキル など

情報をプログラムしていく

守護騎士 作成する

魔力を消費

無事 完成したね

目の前に 全身鎧の騎士がいる

 

私はチェックするように 騎士の回りを

さっと見て回る

全身白く輝く重厚な騎士装備

長身で体格もある

右腕に ラウンドシールドのような大盾を持ち

左腕は 円形のような盾付の小手

背中には 2本の腕のようなものが伸び

その先に 折りたたみ凧のような盾を

対で それぞれ備えている

正面に戻って 騎士の前に立つ

 

騎士に向けて

「 これより

 『 ナイトシールダー 』 とする

 騎士として振舞え

 盾騎士として 今後仕えよ 」

ナイトシールダーは

返礼のポーズで 受けてくれた

ふぅ 魔力消費や達成感に

静かに感じていた

 

 


ご愛読感謝 『CHRONO CHRONICLE』 ‐ 愛に出逢う投資異世界の冒険筆記 ‐

www.投資家.com OriginRegression   Welcome twitter【www.投資家.com official】