願いと紡ぐ 君の物語 * Love, Adventure, Survival, Education, Kizuna, Wish. 言葉と愛する 魔法と生きる 詞と生きる

200.メイドと執事を加入方向へ【Chrono Chronicle】

Joining maids and butlers

- あの東屋で 一息入れようか -

ふたりも はいと応答してくれて

原野の迷宮の東屋で 休憩を入れることにする

 

ディオに 聖杯に神水を注ぎ もてなす

- そのようなことは このディオが -

- 今はいいじゃないかな どうぞ

 エリクシールだよ 飲んでみてよ -

- しかし はい それでは 御心のままに -

そういって 飲んでみている

ディオの口に合うかなと ちょっと気がかり

- 大変 美味しいものですね それに活力が湧きます -

ただの水っぽいのに すごい水なんだよねこれ

本当に自分でも驚く

- 聖導師もどうだい -

- いえ 今は大丈夫です マスター -

 

- ありがとうございます 我が君

 ですが できればこのようなことは

 このディオが致したく存じます -

執事然として 仕えたいのかなと 感じる

ディオは有能だから ついいろいろとさせて

労いたいと思っているから

うーん

「 メイドや執事が いたらいいな 」

口から ぽっとつぶやく

- それは よいアイデアです マスター -

「 メイドやバトラーが 次元城に

 いるのは とてもよろしいと思います 我が君 」

もとより 人手があればいいなと思っていたし

クロエ アリス 達にも いいかもしれない

そして 城があるんだしと自分なりにわざと納得してみる

「 よし 次元城に戻ったら

 メイドや執事を 加入させよう 」

- イエス マスター -

「 御意 」

ふたりも賛成だし メイドと執事のこととして

今後の行動予定に 追加だな 大変なところもあるが

せっかくのチカラ できることがあるのなら

これからもやっていこう

 

原野を 眺めて 私も神水で喉を潤す

見渡す限り 原野の光景 ここに透明だけど迷宮がある

静かで なにも起きないような雰囲気が漂っている

クロエが現れた時は ああそうだ

あの時は 私だけが感知することができたけど

今後は 聖導師やディオや

次元城にいる者でも 分かるようにしないといけないか

- マスター この迷宮に招かねざる客が来たと

 わかるような 警報装置のようなものはあるのでしょうか -

そう ですよね

 

- ないかな 聖導師の言う通り 機能不足だったな -

- このディオが 感知してみせます 我が君 -

- ディオなら 出現を感知することも可能かもですが -

そうなんだよね

迷宮からの警報のような知らせがあれば便利

- この休憩が終わったら 警報装置を追加しよう

 また他に必要な機能も追加しよう -

気持ちを切り換えて ふたりに告げる

メイドや執事を加入させること と

迷宮の機能再追加へ とする

私は まだまだですね

 

 


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