187.闇の帝王ディヴォス【Chrono Chronicle】
バハムートが飛んでいる様を横目に
大きな空の 暗闇をみる
相変わらず 不思議な感じだ
あ そうだ バハムートを生み出したように
この暗闇のところから 何か生み出せられるかもと思いつく
この暗闇というか 夜空というか 黒い領域から
生み出してみよう
少し時間が経ったし 魔力も回復している
先ほど 聖竜バハムートを生み出した場所へ向かおう
マップ 次元城内の召喚の大広間へ 転移
同じ場所に降り立ち
この世界の空をイメージして 練り上げる
イメージだけでなく 世界の空のエネルギーが
この大広間に凝縮しているようにも感じる
いや まさにその通りのように エネルギーが
流れ込み 凝縮して集束している
アレイエデンの杖をだして
コントロールを よりよくおこなう
人型のイメージをして 魔力を行使して制御する
術式を展開 魔法や 術式や 記述が
平面図形や積層など展開する
負荷がかかってくる感じと同時に
次元眼となって さらに情報追加 起動や処理速度が
格段に早まっている 黒い輝きの奔流が 大広間を包む
今回も 魔力行使の疲労もありつつ 大広間をみると
精悍な黒髪青年の大人びた面影
品の良いスーツのような黒い装い
バハムートとは また違った
圧倒的パワーを感じる
称号に 闇の帝王 とある存在が現れた
かなり 強い存在
称号により かなり おそろしい存在かもしれない
すると
「 我が君 我が主 」
と問うてきたので 少しばかり警戒しながら
「 私が 君の主 クロノだよ よろしくね 」
「 おおぉ 我が君 我が主 クロノ様ですね 素晴らしい 」
真摯な純粋な歓喜の眼差しで こちらを見ている
「 うん 」
「 是非 名を頂けますか 我が主 」
闇の帝王 とあったが 今回も名はないのかな
「 真名は ディヴォス 」
「 おおぉ 我が真名は ディヴォス
主より頂いた真名は ディヴォス ありがたき幸せ 」
さらに力が宿るように 瞳にエネルギーが溢れている感じ
気に入ってくれたようだ よかった
けど おそろしさにも磨きがかかったように感じる
「 ふだんは ディオ と名乗るがいい 」
「 ハッ ディオ としてお仕えしたく存じます 」
これも気に入ってくれてるみたい
パワーというか エネルギーがすごい
だが 放出するというより 潜在的な何か
一見するとわからないかもしれないが
注意深くみてみると
深淵さを観てるものに感じさせるものがある
私より強いかもだな
そして恒例の 名付けによる負荷がきている
かなりの魔力消費 負荷がある
ログの方をちらりと見ると スクロールが早い
疲労感がありながらも
なぜか心地良く そして なぜか恐ろしくもある
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