182.銃闘術
ユリィーを 鍛練場の端で 休ませる
「しばらく 休んだらいいよ」
なんだか 盾を振ったりしている
私は もうすこし動いた方がいいと
思ったので ゆっくりと試そうかな
「ゼウセリオン 羽根を」
3羽を 飛び散らせ
私自身への 自動攻撃を設定する
念衣に 着替えて
右手左手に 魔法銃を握り威力を
抑えることにする
「よし 」
すると ゼウセリオンの羽根が
私に向かって
自動多重攻撃で 襲ってくる
それを 魔法銃で撃ち弾き
また 体術で 回避したり
覇刃を纏って 体術攻撃で
受けたり 払ったりしている
自動多重攻撃を 羽根にさせているから
ユリィーとの 対一人戦闘とは違った
戦闘の仕方がもとめられる
羽根の攻撃のレベルを 落としているから
まずまず対応していけるかな
これからレベルをじょじょにあげて
いく 苛烈な攻撃の練習にも よさそうだ
フッ ハッ
自動攻撃を 躱し 2つの銃を操り
体術を駆使して 戦闘する
銃攻撃も 弱くしているから 羽根への
ダメージもないだろうから
翼筆剣ゼウセリオンの 自動修復機能で
回復できる範囲内だろう よし
羽根の自動攻撃プログラムに
変化がでるようにも 設定して
戦闘を継続していく
けっこう 集中して 戦闘をつづける
たまに 銃を瞬間的に 収納したり
出現させたりして 使い分けてもみる
銃と格闘を両立させていく
銃と体術は これからどちもたいせつだからね
回避して 躱し 撃ち
弾き 払う 蹴る
って 私は 魔法や 魔術を 扱う者なんだろうけど
気にしないのがいい
銃もいいし 体術もいいのだから
多数からの戦闘や
複数攻撃や 一斉攻撃への
練習はこれぐらいかな
もう 終わりにしようか
羽根の自動攻撃プログラムを変更する
ゼウセリオンのアクセサリーへ戻す
銃闘術
UI ステータスへと 反映する
よし 狙い通りかな
試したいことは たくさんあるな
瞼をとじて 長く深呼吸をする
聖杯をだし 神水エリクシールで
喉を潤し 回復する ひと心地