176.カード改良の必要性
アリスを迎えるにあたって
クロエやユリィーと 同じような
念服などを 準備しよう
と そのまえに
そう想うと 次元眼でアリスをみる
「アリス パーティ編成するから
加入してくれ」
「 はい」
アリスは 何故かと思っていそうだが
即座に承服してくれた
ステータスを編纂する
基本 ステータスには 触らない方針だが
称号 神聖統継承者 を グレーアウトさせる
ふぅ なんとなくだが
必要な措置を済ませられたと 安堵した
「もういいだろう パーティ解散するよ」
普段通りっぽく 告げる
アリスは 複雑そうだが 納得してる
さて 話題を変えるように
「アリス 暮らしに必要な
ものをあげるからね」
そういって サッと カードを数枚
配る様に 彼女の前の空間に並べる
アリスは カードに ハッとしているようだ
「まだまだ生活するのに 必要なものが
あるかと思うけど とりあえずこれで
暮らしていきましょう
カードは それぞれアイテム化できます
思いに応えて 何度でもカード化できる
あとで試しながら 使ってみてよ」
「すごいカード ですわ」
浮かんでいるカードを みつめ
手に取っていく
彼女が今着ている服装も
カード化できたらいいけど
でも もしカード化したら
彼女は 服を着ていない状態に
なるのではと ふと思うと
他の女性たちの 視線がチクチクする
ハハハ
冷や汗ものの笑顔になった