願いと紡ぐ 君の物語 * Love, Adventure, Survival, Education, Kizuna, Wish. 言葉と愛する 魔法と生きる 詞と生きる

165.浮遊城機能追加

次元転送送り先 設置したことだしと

浮遊城内を しばし歩く

暫定的に広間にも

地上の三角錐に マーキングした

転移ポイントを ここにも追加する

「よし と ここにも 転移できるように

ポイントを指定したからね」

《ありがとうございます これで

次回からここへのアクセスもしやすくなります

あと 浮遊城に妖影を配置しておきましょうか》

「うむ どうしよう 結界でプロテクトしてるから

それなりのファイアウォールとして

機能すると思っている だから大丈夫だろう

でも警報システム機能をつけようか

この箱は 城内でのみ有効で

開錠できる者を限定しよう」

結界に警報システムを 付与することと

次元転送送付箱を 城内のみ固定と作動機能と

開錠限定機能を 付与する

「これでどうかな 他に浮遊城や箱について

何かあるかな」

《いえ よいと思います》

クロエにも 視線を向ける

とくになさそうだ って

私のことを結構見ていたし 浮遊城や箱も

まじまじと見学しているようだ

しばらく様子見をする

クロエはこちらに気づいて はっとなり

焦りと照れながら 駆け寄ってくる

「じゃ 次元城へ戻りましょう」