142.妖影
機兵を横目に 聖導師にも
なにか配下がいてもいいかもなと思いつく
姿かたちなき聖導師に 合うような配下
姿がそんなにないのも イメージとして
ありだなと 必ずしも安易ではない
ふわっとしたイメージだから
あえてふわっとした浮遊したものを
イメージして おぼろげなかんじにする
念練成
フード付きコートで おぼろげに浮遊する
面妖な幻影を 作成する
物理的な硬さがないように
存在を淡く靄のように 濃度を薄める
情報プログラムを記述していく
基本的にユリィーの機兵と
同じような情報プログラミングや
契約術式をいれておく
動きにランダム性をもたせる
幻影の魔法を付与する
おばけ感や幽霊感が でている
白っぽさから灰色に変わる
4つほど作成する ふわふわがいくつもある
テストを兼ねて
鎮まれと意識操作してみる
しんと無言で整列している
これはこれで雰囲気ががらりと変わる
ほぉぅ フードの奥は幻影の魔法でみえない
とくに何もないのだけどね
コートの裾が地面につくかつかないかぐらいで
音もなく移動して 付き従う
テストは まずまずかな
聖導師には 服など装備は必要ないが
これら妖影を従えたらいいだろう
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