願いと紡ぐ 君の物語 * Love, Adventure, Survival, Education, Kizuna, Wish. 言葉と愛する 魔法と生きる 詞と生きる

記憶と精神と 銃で自分を

聖杯に 神水エリクシールを注ぎ 飲みつつ

想いを巡らす 

記憶 以前の記憶がないようだが 

記憶というか なんとなく知っているようなことがある

記憶が欠落しているのか 忘却しているのか

それもそもそもわからないところがある

必死に思い出したいという気持ちも

帰りたいという気持ちも 湧きあがらない

そこまで執着していないだけなのか 

覚えていないことが多い のだろうきっと

今はいまのままで できるところまで やってみよう

無理になにかする必要もないような気がする

そんな私が 記憶や精神に関しての 

チカラを行使できる皮肉がある

禁忌として封印していた 催眠銃をとりだし

自分に銃を向ける

思い出すようにチカラをもって 銃を音もなく撃つ

なんだかちぐはぐ感と 空回り感と 喪失感が

ないまぜのように 襲ってくる感覚になる

不思議な感じで 催眠銃のチカラを中止として

再度撃つ

ふぅ 変な感じがなくなる

多分そう変わっていない ということは

特に自分自身には 効果が及ばないようだと 推測できる

「ふぅ しょうがない」

催眠銃を 禁忌として再び封印して 無限収納の奥にしまった