神運営とステータスシステム
-ごめん待たせたかな 聖導師
《いえ大丈夫です マスター》
-ありがとう ゆっくり始めますか-
さっぱりして 体を拭き 念衣を着用して
広間の椅子に腰かけて 会議みたいなことをする
なんとなく会議としてでなく しておきたかった
《神聖都市ミッドワルドは 人のいないという状況です
どう増やされるか 他の世界から招くのでしょうか》
-そうなんだよね 無理に来てもらうのは
好ましくない よくないと思う
異世界に 強制召喚なんて 辛いだろ
世界に人が生まれてくれたら いいのだけど
その件は またかんがえましょう-
《承知致しました ではおっしゃられていた
ステータスカードの件はどうしたらよいでしょうか》
―ステータスカードは その世界にいるものの情報を
カード化しようと思う ある条件では
物理的なものに限らないことも可能とすること
あと冒険者や特定の何かをする場合は
それに合わせて 機能付与をする
たとえば 領民が冒険者になる場合は
冒険者用を付与する といったことかな―
《それは良いアイデアです マスター》
―それとステータスカードには
お金の決済機能
簡易な通信機能
基本的な初歩の契約術式書類機能
その3つを付与する方針だ
もちろん今後の付与加減を検討するつもりだよ
随時アップデート予定な感じかな―
《承知致しました》
―支配とか がちがちに管理するわけじゃないよ
最低限の準備かなぐらいだね-
運営なにやっているんだと 不満怒号が多いと
かなりへこむだろうしなぁ~
-本命は 神様のご活躍ですから
期待してますよ にっこり―
《えぇ はい わかっております》
―大丈夫 聖導師は神様だから 相応しいよ―
ごたごたは まずあるだろうけど たのしくいこう
やはり 神運営に限る